外国人が一定の条件を満たすことで日本の国籍を取得するための申請を行うことができます。この申請を「帰化許可申請」と言います。
帰化許可申請は、国籍法に定められた手続きです。許可を得ることで日本の国籍を取得することができます。法務大臣は条件を満たした帰化申請を許可することができますが、許可をしなければならないわけではなく、許可はあくまで法務大臣の自由裁量とされています。
しかし、許可申請の専門家である行政書士に手続きを依頼することにより、申請書類に不備がないことは当然ですが、より適切な立証書類を準備することができ許可を得る可能性を高めることができます。これらの立証書類は種類も多く、全てを揃えるだけでも非常に煩雑な作業になりますが行政書士に依頼することにより、これらをご自身で行う手間を省くことができます。
帰化許可の申請は結果が出るまでに長時間かかるのが一般的です。おおむね一年前後の期間を要しますが、この審査期間中も生活態度等に問題があれば申請は不許可となりますので注意が必要です。また、許可後も戸籍法に基づき市区町村長に対して国籍取得の届出をする等の手続きも必要になってきます。
当事務所では、ご相談から審査期間中・許可まではもちろん、許可後の様々な手続きに関してもトータルでサポートさせていただきます。帰化許可申請をお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。