『自分でVISAの申請をするときの重要ポイント』
Q:自分でビザの申請をしようと思っています。何か注意することってありますか?
VISA申請の重要なポイントを2つご紹介。
- VISA申請を専門に扱う申請取次行政書士が当たり前のようだけど見落としがちな重要ポイントを解説します。
- 自分でVISAの申請をされる方や会社等で手続きを代行する担当者様の参考にしてください。
- 当たり前で簡単なポイントですが、ここをしっかり押さえることでその後の手続きが楽になります。
重要ポイント①
嘘を書かない!隠し事をしない!
当たり前といえば当たり前すぎるポイントですが、ここができていない方が非常に多いように思います。どうしてもVISAの取得ありきで申請書を記載してしまい、これくらい大丈夫だろうと体裁の良いことを書こうとします。仮に意図的ではなく勘違いであってもそれは虚偽記載と評価され許可後には訂正できず、次回更新しなどになぜ虚偽記載になったのかなどを弁明する書面の提出を求められ審査においてもマイナスに評価されるでしょう。また、自分に不利な情報(交通違反や就労時間の超過など)は隠しておきたいものです。ですが、不利な情報も隠さず記載しましょう。たとえ不利な情報でも正直に申告し、なぜそうなったのか?今後どうしていくのか?といった事を記載した方がプラスの評価を得られるでしょう。嘘や隠しごとは必ずバレます!正直にありのままを記載することが最も重要です。
重要ポイント②
申請書類のコピーを取っておく!
これも当たり前のようでしていない方が意外と多いポイントです。VISAの申請書類は提出すると返却されません。しかし、次回更新の申請などは前回提出した申請情報が基礎になりますので、前回と更新時にズレがあるとその部分について疑義が持たれます。しかし、だいたいの方が1年前とかに申請書類に記載した内容など覚えていません。このためコピーが重要になります。また、自分で申請をして万が一不許可になった場合、行政書士に再申請を依頼する際にもこのコピーは重要です。不許可になった申請内容と再申請時に記載した内容があまりにも異なっているとやはり疑義を持たれてしまいます。どこの部分の記載に問題があったのかなどを専門家が判断する材料として非常に役に立ちますので、ぜひ申請書類のコピーを取っておいてください。
いかがだったでしょうか?専門家の方が読むと当たり前すぎることかもしれませんが、自分で申請しようと考える一般の方が意外と見落としがちなポイントになるかと思います。重要なポイントですが、簡単にできるポイントでもありますのでぜひ参考にしてみてください。