帰化申請で許可をもらうための3つのポイントについてご紹介いたします。
①生活の継続性・安定性
帰化の要件として、一定期間の継続した居住が求められます。ここで注意したいのは、継続したという点です。長期間の海外赴任や、何らかの事情による長期間の母国への滞在など、継続期間に中断がある場合は許可されない可能性があるので注意してください。
また、継続した居住をするためにも、安定的な収入が必要になります。勤務状況や納税状況なども審査の対象になりますので注意してください。
②日本語の能力
日本の国籍を取得して日本で生活する以上は、まず日本語が話せないことには始まりません。そして、この会話力は法務局担当官との面談により既に審査されています。
会話力がクリアできても、安心してはいけません。次は読み書きのテストが待ち受けています。テストと言っても、小学校低学年レベルの読み書きです。事前にしっかり準備をすれば、それほど恐れる必要はないでしょう。
③法令の遵守
日本の法令を守っていることが求められます。刑事罰や罰金刑を受けていないことはもとより、交通違反などの日常生活上の法令違反などにも注意してください。
いずれのポイントも、日常の生活がそのまま審査のポイントとなるので、普段からこれらの点に気を付けながら生活するように心掛けるようにしてください。